• "環境"(/)
ツイート シェア
  1. 大野城市議会 2004-03-11
    平成16年予算特別委員会(建設部所管) 付託案件審査 本文 2004-03-11


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (再開 午後1時13分) ◯委員長(永野義人) それでは、予算特別委員会を再開いたします。  これから建設部所管についてを議題といたします。  執行部の説明を求めます。 2: ◯建設部長(原 文夫) 建設部は、都市計画課公園街路課区画整理課、維持課、4課でございまして、それぞれ課長から説明をいたしますので、よろしくお願いします。 3: ◯都市計画課長(鳥居正敏) 主要施策事業の56ページをおあけいただきたいと思います。都市計画課からご説明したいと思います。  まず、2款3項2目の住居表示費でございます。163万円でございます。  主要な事務事業の概要をご説明いたしたいと思います。  住居表示審議会、これは上大利の区画整理事業の進捗に伴いまして、審議会を開いているということで、上大利はまだ住居表示を設定しておりませんので、それをやっていくための審議会でございます。  それから2つ目の、住居表示板維持管理業務ということで、来年で3年目になるんですけれども、20年ぐらいで、今までやってきたところをもう一回、番号が落ちているところがございますので、それを維持管理して、取り付けていくという作業を来年度、大城、大池、雑餉隈、栄町にやっていくということでございます。  それから、8款4項1目の都市計画総務費でございます。  職員給与費は、例年どおり25人分で、2億800万円ということでございます。  それから、推進費の方なんですけれども、上から、丸新と書いてあります、バリアフリーシンボルマークの審査等の謝礼金ということで、これは平成14年度にバリアフリーの基本構想を立てまして、その中の1項目でございます。バリアフリーシンボルマークみたいなものをつくって、そして啓発をしていこうということでございます。応募される方にお礼等、それと、審査員の謝礼といいましょうか、それでございます。  それから、2番目の都市計画審議会は、例年三、四回でございます。それを開いていくものでございます。  それから、公園の再整備のすすめ事業というのを平成15年度からやっておりますので、それも公募形式というんでしょうか、公募で募りまして、審査をしていくというやり方でやっております。その費用でございます。  それから、都市計画図の作成は、印刷でございます。  それから、その次に、都市計画関連業務委託というのがございますけれども、一番上のやつが、今年から公園再整備事業のすすめというのをやっておりまして、今年は2件応募があったんですけれども、1件は途中でリタイアされたんですけれども、1件、審査会にかけております。それで、平成16年度も、もう一度同じというんでしょうか、そういう応募形式で再整備を進めようという取り組みをしたいと思っておりますので、それのワークショップ運営費です。  それから、その次の下大利駅西口まちづくり支援事業というのが上がっておりますけれども、これは平成13年度の後半から取り組んでおりまして、もう20回ほど下大利の有志の方たちと、下大利駅の西側をどんなふうにしようかということで、いろいろ話し合ったり、調査をしたり、アンケートをとったり、そういったことに取り組んでおります。それを支援していくという形で進めたいと思うんですけれども、平成16年度は、その研究会なんですけれども、研究会のビジョンをつくって、それを市が支援していくという形で、技術的な援助とか、そういったことに取り組みたいと思っています。  それから、その下の線引き等。線引きは平成17年度予定ですので、その資料作成。  それから、その下のデジタルマップシステムのデータ保守と更新というふうに書いておりますけれども、これも平成15年度にデジタルマップをつくろうということで、今年度、取り組んでおります。それの保守のための委託を考えております。
     それから、その下は、都市計画協会例年どおりということです。  それから、バス交通協議会につきましては、去年の8月から開催をしておりまして、今年度4回ほど開催をしています。来年度も同じように取り組んでいきたいと思いますので、6回を上げております。  それから、その下の、コミュニティバスの停留所の修繕というのが20万9,000円上がっているんですけれども、それは保守管理料です。今年もいたずらが2件ほどバス停にされまして、若干の費用がかかっております。車がぶつけるのは余りないみたいなんですけれども、そういったために予算化をお願いするものです。  それから、その下のコミュニティバス運行補助金でございます。5,194万円なんですけれども、これは、平成15年の3月から走り出しておるんですけれども、年間の運行経費が9,363万5,000円、西鉄バス二日市に委託をしております。年間合計費用です。それから収入を引いたものが、この5,194万円という意味です。4,169万円ほどの運賃収入と、広告費が若干ということで、その差を計上させてもらっておる数字でございます。  簡単でございますけれども、以上でございます。 4: ◯公園街路課長二田公一朗) 公園街路から所管についてご説明申し上げます。  8款2項2目道路改良費でございますが、上大利地区に平成14年度から16年度にかけまして事業をしております、日の浦池線の最終年度の整備といたしまして、全長542メートルのうち、残り300メートルの整備を行うものでございます。整備内容につきましては、舗装、植栽工事等を行います。それと、上大利南地区区画整理組合から、車道の排水性舗装等グレードアップ要望があっております。その分を2,000万円計上いたしております。それから、事務費としては、消耗品94万円、合わせまして6,694万円をお願いするものでございます。  続きまして、繰越明許費でございますが、平成15年度の工事のうち、精算払いの分が残っております。これにつきましては、文化財調査等によるものに時間を要しましたため、年度内施工ができなかったことにより、工事費の繰り越しを行っております。  続きまして、8款4項5目都市計画街路事業でございますが、職員給与5人分の計上を行っております。  次に、街路推進費でございますが、街路代替地取得等でございます。12節に不動産の鑑定料、委託として、飯塚大野城線の測量、それから下大利南ケ丘線、それから飯塚大野城線白木原下大利線、5筆でございますが、これの代替地測量の委託を行います。  次に、公有財産購入費でございますが、これにつきましては、飯塚大野城線に9筆、1,321平米、それから、代替地として1件、1,126平米、それから下大利南ケ丘線、2件、510平米、白木原下大利線、2件、314平米、合計しまして、5件、2億円の用地取得を行うものでございます。  次に、工事請負でございますが、これにつきましては、東大利1丁目、十全病院の前の方になるんですが、そこの区画道路、延長30メートル、面積にしまして180メートルの表層工、舗装を行う工事として計上いたしております。  続きまして、街路整備費でございますが、これは路線ごとにご説明させていただきます。  下大利南ケ丘線、上大利工区の整備でございます。これにつきましては、委託料といたしまして、暫定整備の6カ所、それから文化財の測量、それらを合計しまして225万円。それから、工事請負費といたしまして、道路の暫定整備を行いますために、6カ所の工事費を上げさせていただいております。それから、公有財産購入費といたしまして、公社の買い戻しが3カ所、342平米、残地取得として1カ所、64平米、それから、水道管の布設替え、3カ所、合計しまして、7,686万円を計上いたしております。上大利工区につきましては、平成16年度末の進捗状況70%を目標に行っていきます。  続きまして、下大利南ケ丘線ほか1線についてご説明いたします。委託につきましては、3件の用地測量及び家屋調査、それから、さきにやっております家屋調査の単価の見直し、それと、平成16年度からJRの横断部の工事の施工を始めますので、それに伴いますアンダーパス間の井水の調査、水質調査、そういったものを行っていきます。それと、これに伴いますものと、全区間の照明灯の設計、これもあわせて行っていきたいと思っております。  それから、工事につきましては、アンダーパスに伴います水路移設、これはダイエーの横の道路の向い側になるんですが、踏切からダイエーの敷地の東側の交差点、T字型の交差点がございますけれども、その部分の改修を行いたいということでございます。それから、既設道路と、今回の買収していきました用地との取り合い部分、これの整備もあわせて行っていきたい。5カ所の予定をいたしております。  それから、公有財産購入費につきましては、下大利工区で7件、716平米、西線では、これは駅のところでございますけれども、5件、289平米の取得を行う予定でございます。物件移転補償につきましては、下大利工区で8件、それから、西線では3件を予定いたしております。進捗率でございますが、下大利南ケ丘線、西線と合わせまして、平成16年度、40.06%を目指していきます。  続きまして、白木原下大利線でございますが、白木原下大利線の不動産の鑑定料、これは62カ所でございます。それの委託料。それから、白木原駅から下大利までの用地測量等を行います。それから、工事請負費として、移転跡地の整地ということで、土工舗装、側溝の整備を行うようにいたしております。  次に、公有財産購入費でございますが、仮線となる箇所、これは大体、東大利地区になるんですが、それを含めまして、15件、2,932平米の用地取得を行います。物件移転補償費としましては、白木原地区2件、それから、仮線敷となりますものについては、県の受託分として行いますので、東大利地区に13件、すべて合計いたしまして、11億5,564万8,000円計上いたしております。それから、進捗率につきましては、平成16年度末で36.9%を目指しております。  次に、新規事業となります大野城駅西線等でございますが、既設施設とJRに隣接しております国有地を一体的に活用いたしまして、コミュニティ道路の整備を行っていきたいと思っております。  個々に申し上げますと、大野城駅西口コミュニティ道路でございますが、これについては、実施期間、平成16年から18年にかけまして、生活道路の整備として計画いたしております。それから、大野城駅西線、これは通称、自歩道と言っておりますけれども、歩行者道路3.5メートル、自動車道2.5メートル、それに植樹帯等を設けまして、幅員10メートル、延長約300メートルの整備を行ってまいります。続きまして、大野城東西線、これは駅通路でございますけれども、大野城市の交通バリアフリー基本法等に基づきまして、高齢者、障害者等のアクセスの利便性向上ということで、エレベーター2基の設置を行ってまいります。それから、春日原上大利線、駅前広場と申しております分でございますが、現在の西口駅前広場を拡幅いたしまして、自転車置き場、それからモニュメント広場等を整備いたしまして、既設が3,000平米ございます、それを5,200平米までに拡幅する予定でございます。  そういうことで、最終工期、最終事業年度、平成18年度ということで、これらの整備を行ってまいりたいと思っております。平成16年度の進捗状況につきましては、約9%を目標にやってまいります。  次に、現人橋乙金線東工区でございますが、これにつきましては、県道との取り合い部分を今回、扱ってまいります。そういうことで、県道の申請を行わなければいけないということで、それの設計図書の作成等に委託料100万円を計上いたしております。工事請負費として、県道沿いの既設の水路がございます。それのつけかえを行っていきます。それと、またそれに伴います水道管の布設がえ、こういうものを合計いたしまして、6,723万円を計上いたしております。進捗率といたしましては、これにつきましては87.1%でございます。  次に、那珂川宇美線中工区でございます。これにつきましては、県事業用地補償契約委託事務費でございます。今回、平成16年度、用地補償費として3億5,000万円が県の予算で見込まれております。その事務費として、給料を差し引きまして、189万円の予算計上をいたしております。用地補償につきましては、約半分ほどの50%程度の進捗ということを県から聞いております。  次に、繰越明許費でございますが、先ほど申しましたように、平成15年度の工事が、文化財等の調査のために時間がかかりましたので、その残り、工事費を5,720万円繰り越してまいるものでございます。  それから、8款4項下大利南ケ丘線ほか1線でございます。これにつきましては、公有財産購入、それから補償金、合計しまして、4億9,300万円の繰り越しでございます。  次に、白木原下大利線でございますが、事業認可が当初の予定より遅れましたことによりまして、家屋調査、用地費、それから22節の移転費、これの事業ができなかったとういうことで、合計いたしまして、6億3,010万円の繰り越しでございます。  次に、事業負担金でございます。那珂川宇美線山田工区の歩道整備として、500万円の4分の1、125万円と、現人橋乙金線、これは白木原工区でございますが、踏切改良等の事業費1億3,000万円に対する4分の1、3,250万円の負担金でございます。合計いたしまして3,375万円を計上しております。  次に、連続立体交差事業費でございますが、県事業で予定されております春日原駅舎の設計、電線補償等で6億6,000万円の事業費が見込まれております。それの地元負担率として6分の1、これを大野城市の延長割合に換算いたしまして、8,791万円計上いたしております。  連続交差事業白木原下大利線の今後の予定でございますが、平成16年2月2日に事業認可がおりましたので、白木原下大利線地元説明会を2月16日から20日にかけまして、4日間開催いたしております。また、県事業であります連立事業につきましても、地元説明会、各公民館ごとに7カ所、7日間行っております。今後の予定でございますが、平成16年の3月から8月にかけまして家屋調査を行い、平成16年の9月から18年にかけまして、移転協議を行っていきたいと思っております。その後、22年、道路の設計を行いまして、平成26年度までに事業完了をいたしたいと思っております。  連立事業につきましては、まず、平成18年度までに、工事に支障となります送電線の移設、それから埋設物の移設を行いまして、平成18年度から26年度にかけまして、事業の完了予定と、今、計画をなされております。  次に、8款4項6目公園費についてご説明いたします。  職員給与等については、4人分の計上を行っております。  次に、公園推進費についてでございますが、研修等によりまして、技術力向上や公園行政の最新情報等を得るため、研修旅費及び参加負担金を組ませていただいております。  次に、公園整備費でございますが、上大利の南、北区画整理地区内に設置いたします日の浦池、三兼池、両公園につきまして、池を含めまして12.2ヘクタールの整備を、平成16年度から18年度、3カ年で整備するつもりでございます。そういうことで、平成16年には主に土工施工を行いまして、平成17年、18年にかけまして、各施設及び植栽等を行っていく予定でございます。また、両公園を幅員3メートル、延長1,090メートルで結びます散策園路を、平成17年度から18年度にかけまして一緒に整備してまいります。それの設計委託料も計上いたしております。  続きまして、新規事業であります、仲畑中央公園月見ケ丘公園の再整備でございますが、平成15年に、区との方向性の協議を大体終わっております。そういうことで、平成16年度には実施に向けての市民参加によるワークショップの開催、それから、実施に向けての設計を行い、その後に整備に入る予定にしております。  次に、月の浦近隣公園法面管理用地取得でございますが、これは、前の災害で被害を受けました箇所、若草側になりますが、それにつきまして、管理用地、法面保護用地ということで、約120平米、482万4,000円の用地取得をいたすようにいたしております。  それから、公園維持管理でございますが、いこいの森の管理業務でございます。いこいの森総合公園を形成いたしますキャンプ場、中央公園、水辺の公園、スポーツ公園等の総合管理を、今年度から財団法人トラスト協会に業務委託するものでございます。  次に、公園のごみ収集等でございますが、各地区に設置しております公園、146カ所、これは児童の遊び場、緑地等を含んでまいりますけれども、それの維持管理費、それから、近隣公園等に5カ所設置しております便所の清掃を委託するものでございます。  それから、公園樹の剪定、消毒についてでございますが、これについては、大野城の総合公園、2つございます、それを除きますすべての公園の剪定作業でございます。  次に、薬剤注入ということでございますが、これについては、松くい虫の予防業務委託でございます。  次に、公園内芝生広場の管理でございますが、大野城市大文字公園と市内10ケ所に持っております芝生広場、2万6,100平米の芝刈り、これは3回ほどでございますが、それと施肥、それから、土かけというんですか、目土打ちというんですか、それの作業を行っていただく委託でございます。  次に、児童の遊び場の借地料でございますが、上牛頸、下大利、井の口、巡町、山田、大城、6カ所の3,011平米の借り上げ料でございます。  次に、新規事業でございます。いこいの森キャンプ場の改修工事でございますが、いこいの森総合公園については、平成4年に設置いたしまして、10年経過をいたしております。そういうことで、施設についても老朽化が目立ち始めまして、また、利用の面につきましても、偏った利用が目立ってきております。そういうことで、平成16年度に全体の基本計画を行いまして、その後、計画的に改修の整備を行っていきたいと思っております。  次に、緑化推進事業費についてご説明いたします。緑の広場開催費といたしまして、実行委員会に業務委託しております。平成15年度に行いました第25回緑の広場では、実行委員会の企画によりまして、菊の展示、それから、女性グループによる料理の講習、それから、トラスト協会によります体験コーナー、造園組合によります剪定講習会等を行いまして、5,786人の参加があっております。  それから、花いっぱい運動でございます。これにつきましては昭和59年から事業を行っております。各公民館、公共施設等に、専門業者に育成栽培を委託いたして、地域の方々に植えつけをしていただいております。花苗につきましては、春に5万本、秋に4,700本ほど、合計いたしまして9万8,000本の花苗を配布する計画といたしております。  それから、新規事業でございます第22回全国都市緑化フェア、これにつきましては、平成17年度に開催される予定でございます。それの準備として50万円計上させていただいております。内容につきましては、まだはっきりわかっておりませんけれども、各団体については、何かの出品をお願いするというふうにまでは聞いております。  それから、11款3項1目公園災害復旧費でございますけれども、これにつきましては、つつじケ丘、それから月の浦、この両地域が災害を受けたわけでございますが、当初、表面的な被害だろうということで、種子吹きつけ、法面形成というぐらいのことで計上いたしておりましたが、専門家による現地調査を行いまして、内部からの滑りがあるということの判断をいたしましたので、コンクリートによる法面の押さえによって斜面の安定を図る方法に切りかえております。そういうことで、設計に手間取りまして、工事費の4,126万円を繰り越しいたすものでございます。  以上でございます。 5: ◯区画整理課長(池末武幸) それでは、60ページをお開きいただきたいと思います。60ページの区画整理課所管の内容について、ご説明を申し上げます。  まず初めに、8款4項2目土地区画整理費でございます。  これにつきましては、主に組合の区画整理事業に関係するものでございます。その中で、まず県の都市計画事業負担金としまして、これは現在、組合事業により施工されております上大利の北地区の補助対象事業費、約7億円でございますけれども、この国庫補助対象事業費の6分の1を地元負担金として計上しておるものでございます。ご参考までに申し上げますと、上大利北地区につきましては、平成15年度末で約32%の進捗、それから、平成16年度の予算を合わせますと、約52%の進捗になるものというふうに思っております。  それから、直接ここに関係ございませんけれども、一緒に施行しております、5号線を挟みました上大利の南の区画整理事業、この地区につきましては、平成16年度末で約90%の進捗を見込めるということで、現在、取り組んでおります。  それから次に、乙金地区の区画整理事業の関係でございますけれども、この地区につきましては、平成17年に、現在、線引きの見直しが予定をされております。それで、その平成17年度を目標としまして、この地区の組合区画整理事業による事業化へ向けた取り組みを行ってまいりたいというふうに考えております。それで、それの平成17年度の組合設立へ向けての合意形成の過程としまして、区画整理事業の調査を実施したいというふうに考えております。  内容につきましては、調査面積が約40ヘクタール、それから、調査の内容につきましては、主に現況測量、それから、当然、合意形成を得るための実現方策の検討、そういうものの基本計画の策定、そういうものを実施してまいりたいというふうに考えております。ちなみに、この区画整理事業調査につきましては、3分の1が国庫補助対象事業でございます。  それから、同じく乙金地区の区画整理につきましては、今申しますような事業を進めていく中で、地域の準備委員会と申しますか、そういうところへの助成金を予算化させていただいております。  続きまして、次の8款4項3目御笠川西部土地区画整理事業費でございます。この御笠川西部地区につきましては、昭和58年から事業が発足しまして、約20年の経過を経ております。そういう中で、平成16年度末にいよいよこの事業の完成を予定いたしております。平成16年度末に換地処分、それからあわせまして、それの竣工、それから、平成17年度から区画整理の換地処分に伴いますところの登記の書きかえ、それから、そこに調整として出てまいります清算金の徴収交付業務、こういうものを平成17年度から実施したいというふうに考えております。  そういうことで、平成16年度の換地処分に向けました事業を予定したわけでございますけれども、その中で、特に審議会を8回、これは回数を多くとっておりますけれども、平成16年度が換地処分に向けまして、換地計画の認可という一番大事な作業がございます。当然、その換地計画の中には、従前の土地の評価、それから換地後の土地の評価、あるいはそれの調整を行います清算金の単価、そういう、非常に難しい問題を審議していただかなければなりませんので、通常の審議会より非常に多く開催することが予想されますので、審議会の回数を例年より多く計上させていただいております。  それから、委託関係につきましては、先ほど申しました、平成17年度からの区画整理登記に伴いましての登記の委託、それから、年度末を予定しております竣工式、そういう関係を計上させていただいております。それにあわせまして、工事としまして、ここの西部の事業の完成記念碑の建立、そういうものを設置したいということで計画をしております。この記念碑の場所等につきましては、現在、まだ確定はいたしておりませんけれども、当然、この西部地区の審議会の委員の皆様、そういう方々と協議を重ねながら、設置場所の確定等を行ってまいりたいというふうに思っております。  それが平成16年度の予算でございますけれども、それとあわせまして、繰越明許費としまして、御笠川西部の御笠川の堤防敷、これの整備事業が昨年の7月の災害によりまして中断をいたしておりましたので、それを平成16年度に繰り越しまして、再度整備を行うということで、繰り越しをさせていただいております。そういうことで、西部地区の事業につきましては、先ほど申しました平成16年度の事業と、繰越明許費による事業、そういうものを平成16年度に実施する予定でございます。  それから、次の61ページでございます。  61ページの8款4項4目下大利駅東土地区画整理事業費でございます。  下大利駅東の区画整理事業につきましては、平成12年から着手いたしまして、ここの事業の流れと申しますか、進め方と申しますのは、非常に家屋の移転が多うございます。そういう中で、まず一番に、新しい行き先の仮換地の指定を行いまして、それに伴います建物移転をお願いしてまいります。それから、それに付随しまして当然、水道、下水道の埋設物の移設を実施しながら、当然、新しい換地先の道路の築造、あるいは宅地の整備、そういうものを繰り返し行いながら、事業を進めていっておる地区でございます。  ご参考までに申し上げますと、この下大利駅東地区につきましては、この平成16年度の予算がすべて執行されますと、約55%の進捗率を見込んでおります。  平成16年度の事業の内容につきましては、まず、委託費関係につきましては、先ほど言います、建物移転を実施するための建物等の調査が主な内容でございます。それから、それともう一つ、実はこの地区の幹線道路に電線の地中化計画を考えております。これは、下大利駅東線という都市計画道路の一部でございます。ちょうど線路から川に向かって行っております都市計画道路でございます。それについて、平成17年から電線の地中化を施工予定しておりますので、それの前段としまして、地中化の設計委託を平成16年度にやる予定にいたしております。ちなみに地中化の延長を申しますと、190メートルを予定いたしております。  それから、工事の関係でございますけれども、工事の関係につきましては、先ほど言いますように、宅地の整地工事、あるいは移転先の道路の築造を主にやりながら、平成14年から継続して実施しております新川の水路、これの改修工事を200メートル、整備を予定しております。新川の水路につきましては、下大利団地の周回道路と平行に走っております水路敷でございます。これをすべて道路敷に埋設する工事でございまして、平成14年から始めまして、今の予定でいきますと、平成17年度にこの新川の水路の整備を終える予定でございます。  それから、次の補償費でございますけれども、補償費につきましては、建物の移転、これを約19軒、予定をいたしております。それと、これは建物の軒数でございますけれども、当然これにあわせまして、非常にあの地区につきましては賃貸の住宅、マンション、そういうものが多うございますので、そのほかに占有者の移転というものが当然含まれております。それとあわせまして、先ほど申します、上下水の移設、あるいはガスの埋設物等の移設、そういうものを実施してまいります。  それからもう1点、次の公有財産購入費でございますけれども、この地区につきましては、減価補償地区ということで、従前の土地の先買いを行っております。その先買いの中で1件だけ、まだ取得がなされていない部分がございましたので、それを1件、購入するものでございます。ちなみに、この土地の面積は約27平方メートルでございます。  それから、あとは負担金でございます。これは区画整理協会の負担金で、例年負担をしているものでございます。  今申します内容で、約12億円の新年度の事業予算を計上させていただいております。それとあわせまして、平成15年から繰り越しをいたしております繰越明許費、内容につきましては、新川の改修工事が、平成15年度分が16年度に若干ずれ込んでまいりますので、新川の平成15年度からの改修工事。このずれ込みます理由につきましては、この改修の箇所に、実はNTTの地下ケーブルがございまして、NTTのケーブルの移設に時間を要しましたので、平成16年度に繰り越させていただくものです。それからもう1点は、建物移転費、これが非常に占有者、俗に借家人の方が多うございますので、借家人の方の交渉に時間を要しまして、建物は5軒でございます。これを平成16年度に繰り越させてやらせていただくということで、先ほど申します平成16年度の予算と、この繰越明許費合わせまして、下大利駅東の区画整理事業の平成16年度事業費として進めていくものでございます。  以上で、区画整理を終わります。 6: ◯維持課長(岸本 健) 維持課所管分の説明をさせていただきます。62ページと63ページで説明いたします。  2款1項7目の企画費サイン整備につきましては、予算計上しておりません。この分につきましては、平成15年度末でサイン計画に基づく整備が完了いたしましたので、予算計上をしていないものでございます。  続きまして、2款1項11目交通安全対策費でございます。これにつきましては、自転車置き場8カ所、錦町自転車駐車場、それに、西鉄白木原駅前の自動車の駐車場、それと、道路照明灯、防犯灯の維持管理の費用を計上させていただいているところでございます。  6款1項4目農業施設費につきましては、市内のため池、それから堰、水路、ポンプ施設の維持管理費用等を計上させていただいております。新規事業のため池調査等委託につきましては、市内約32カ所のため池の調査の施設調査、状況調査をする予定でございます。これにつきましては、浸水対策の一環といたしまして、流域の市町村浸水対策連絡協議会の中でも、御笠川の河川改修以外に、流域市町村で取り組める分については取り組んでいこうじゃないかというようなことも視野に入れまして、ため池の施設の状況を調査するというものでございます。  それから、8款1項1目土木総務費でございます。道路、水路等の行政財産の管理に関する費用を計上しているものでございます。新規事業といたしまして、道路台帳管理システム作成業務委託につきましては、道路台帳のデジタル化を図るための委託料を計上しているものでございます。それから、サイン維持管理保守点検手数料につきましては、サイン整備が終わりましたので、設置後5年を経過している分の、総数110基ほどございます、そのうちの約50基の保守点検ということを行うものでございます。  それから、繰越明許費の公共工事境界測量委託につきましては、8款2項2目でご説明いたしますけれども、舗装新設改良の臨時経済対策債の活用による、平成16年度事業の前倒しということで、3月に補正計上させていただいておりますけれども、それの関連の測量委託の分でございます。これは、3月の補正で計上しております。  それから、8款2項1目道路維持費でございます。市内の道路、約325キロございますけれども、その分の維持管理費用でございます。  それから、8款2項2目道路新設改良費。舗装新設改良費につきましては、1億3,500万円ということで、工事費を計上させていただいておりますけれども、この分につきましては、昨年の9月議会で債務負担行為をさせていただいておりますけれども、9件分、延長は約2.4キロ分でございますけれども、その分の前払い金を差し引いた額の工事費を計上させていただいているところでございます。  それから、繰越明許費につきましては、若草3218号線ほか2路線と、南ケ丘3802号線の道路整備、この2件につきましては、平成15年度完了を目指しておりましたけれども、各道路占用者との埋設物等の協議、それとか、地元との協議等に不測の日数を要しましたので、繰り越しをお願いするものでございます。それから、御笠川321号線ほか7件道路整備工事、この分につきましては、9月の債務負担の前払い金相当額でございます。それから、仲畑204号線ほか15件、測量設計委託、それと、仲畑224号線ほか9件道路整備につきましては、3月補正で、先ほど説明いたしました臨時経済対策債の活用ということで、事業の前倒しということで、3月で補正計上させていただきまして、そのまま繰り越しをさせていただくものでございます。  それから、歩道整備費のバリアフリー道路整備事業ということで計上させていただいていますけれども、これにつきましては、基本構想を平成14年度末に策定いたしまして、平成15年度末、3月末には事業計画を策定いたします。これに基づきまして、重点地区内の準特定道路、重点地区が約177ヘクタールあります。そこの中に本市分の特定経路、これは16路線で約3キロ、それと、準特定経路につきましては、約30路線で約9キロということになっておりますけれども、この準特定経路の分につきまして、平成16年度より歩道等、及び歩道等の改善整備を進めていくということでございまして、平成16年度、2,000万円計上させていただいております。  それから、8款2項3目交通安全施設費でございます。これにつきましては、カーブミラー、防護柵等の交通安全施設の新設及び更新を行うものでございます。  それから、8款3項1目河川総務費でございます。昨年まで、平成15年度までは、うちの方で予算計上をいたしておりました河川協会の負担金、それから、御笠川改修整備促進協議会の負担金等、この分につきまして、新年度から、雨水の排水基本計画等を担当しております上下水道局の方で予算を措置するということになりましたので、平成16年度につきましては、普通旅費の分だけ計上させていただいております。この件につきましては、昨年の7月19日の災害を受けまして、浸水対策連絡協議会とか御笠川促進協議会の中でも、流域市町村の雨水排水といいますか、その辺のところの状況も十分検討しながら協議会への打ち合わせ等があっておりますので、上下水道局の方にその事務を移管しているものでございます。  それから64ページ、8款6項1目下排水路費、これにつきましては、市内の農業用水路以外の水路の維持管理等の費用でございます。  それから、11款1項1目農業施設災害復旧、それから、11款2項1目公共土木施設災害復旧につきましては、名目で上げさせていただいております。  以上で終わります。 7: ◯委員長(永野義人) 以上ですか。  ここで暫時休憩をとります。再開を2時半といたします。     (休憩 午後2時16分)     (再開 午後2時30分) 8: ◯委員長(永野義人) それでは、再会いたします。  先ほどの建設部所管の説明に対しまして、質疑を行います。質疑をどうぞ。 9: ◯委員(中西 毅) 61ページの8款4項2目の「組合施行によります」というところの乙金土地区画整理事業で、区画整備事業調査費となっており、調査費の事業費で3,300万円の予算が計上されていますけれども、内容的にもう少しちょっと詳しく説明をしていただければと思いますが。 10: ◯区画整理課長(池末武幸) お答えします。  乙金の区画整理事業調査費でございますけれども、これは、区画整理事業の中で通称B調査と呼ばれている内容でございまして、これの調査の内容としましては、調査区域の40ヘクタール、これの現況測量、それから、それの区画整理事業へ向けての実現方策、例えば減歩率とか事業費とか、そういう基本計画書の策定をする作業でございます。  費用的に一番ウエートを占めますのは、現地の測量をすべて、現況測量を行いますので、測量の費用の部分が、これの3,300万円のうちの大部分を占めるということになろうかと思います。これを受けまして、実際、地権者等の説明会、そういうものを重ねまして、当然、ここの中で区画整理事業の減歩率、そういうものが出てまいりますので、それをもって区画整理の組合設立へ向けての合意形成を図ってまいるということをするための事前の調査でございます。 11: ◯委員(中西 毅) この測量とか何かが進んできますと、自分のところの土地が減歩されるということによって、意識的に、これは組合施行ですから、もうちょっと待ってくれという方が増えるんじゃないかと、そういう心配をするんですけれども、できるだけこれは早く進めていただきたいし、予算もどんどんつけて進めていっていただきたいと思います。 12: ◯区画整理課長(池末武幸) 一つだけ。それにつきましては、実は平成15年度、今年度でございますけれども、地権者説明会を2回ほど、全員を対象にしまして行いまして、日曜日を挟みまして延べ6日間、地権者説明会をやりました。その中での出席率が大体、約70%ほどございました。その中で、当然、区画整理事業の減歩とか事業費とか建物の移転とか、そういうものの説明を行いまして、それの結果、ぜひ事業化へ向けてのそういう調査、先ほど言います区画整理事業の調査をやってもらいたいということで、実はこれは地元の世話人、準備委員等の協力によりまして、要望書を集めていただいております。大体地権者が約180人ほどおられますけれども、これの80%強の方が、ぜひこの区画整理事業調査をやって、区画整理の最終的な可否を決めたいということで、要望書も提出されておりますので、当然、調査の中に入ります前には、再度、地権者説明会等をやりながら調査を実施してまいるということになりますけれども、事前にそういうことをやっておるということをご報告申し上げます。 13: ◯委員(中西 毅) 説明会等をきちんとやっていただいて、スムーズに事業が進んでいくように、よろしくお願いします。 14: ◯委員長(永野義人) ほかにございませんか。
    15: ◯委員(松下真一) 公園費についてお尋ねしますけれども、公園整備、また維持管理費の中で、例えば公園の遊具ですね。164カ所ある公園の遊具の点検、修理等がこの中に入っているのかということと、それから、芝生等の薬剤散布はありますけれども、砂場の消毒とかはこの中に入っているのかということが1点。  それからもう1点、60ページの御笠川西部土地区画整理事業費の工事というのを一括して4,425万円、これで記念碑の建立等、擁壁工事ほかと書いてありますが、記念碑の建立だけで4,000万円もかかるわけじゃないと思うんですが、これのもう少し詳しい事業内容なんかを説明いただきたいと思います。  以上です。 16: ◯区画整理課長(池末武幸) まず、後段のご質問の方から説明をさせていただきます。  60ページの御笠川西部地区の工事費関係でございますけれども、これの内容につきましては、記念碑建立ということと擁壁工事ということで上げています。それともう一つは、先ほど申しました換地計画等の説明会に入ってまいりますので、その中で生じるであろうというふうに予測されます、例えば一部工作物の補修とか、そういうものもあわせて、これは上げさせていただいておりますけれども、特にここの擁壁工事につきましては、これは一つの案としまして、記念碑を大文字公園の突端、ちょうど牛頸川と御笠川の合流点、そこに建立したときを想定しております。それで、特にあそこは、両側が御笠川と牛頸川という河川でございますので、あそこに設置した場合に、護岸の工事をする必要があるだろうということを想定しまして、記念碑の建立とあわせて4,400万円を計上させていただいています。  先ほども申しましたように、これは一つの案でございまして、記念碑を建立する場所については、もう少し審議会の皆さんと協議をしながら、最終的に設置の場所を検討してまいりたいというふうに思っています。それで、設置の場所がこの大文字公園の突端以外の場所になりますれば、この擁壁工事というものが当然不要になるということになってまいります。  以上でございます。 17: ◯公園街路課長二田公一朗) 遊具の件と砂場の件について、ご説明いたします。  費用につきましては、公園維持管理費に含めております。砂場につきましては、砂場の維持管理ということで、抗菌検査というのを毎年行っております。それに基づきまして、不可というものが出た分については、抗菌の砂を、16節原材料費において足していくという形をとっております。  それから、遊具の修理でございますけれども、これにつきましても、市内4カ所分けまして、専門業者による調査を行いまして、その結果によって年次計画を立てまして、修理工事を行うという形で維持管理を行っております。  以上です。 18: ◯委員(松下真一) 遊具の点検修理なんですけれども、時々何か見てあるというか、ブランコを点検してあるとか、そういうのを見かけるんですけれども、その後、工事にかかるのかなと思ったら、そのままなんですよね。それで、今年度の予算を見ても、例えばどこどこの公園の遊具を修理するとかいうふうな具体策がないということを見ると、本当に修理点検するのかなという考えがあるんですけれども、どうですか。 19: ◯公園街路課長二田公一朗) 市内4カ所、これは遊具施設を分けまして、専門業者により、修理する段階というんですか、順位というんですか、それを決めまして、順位の多い方からやっていくということで、それについてはやっております。また、簡易的なものについては、清掃委託等、公園管理をしていただくところに見ていただいて、簡単なものについてはその場で直すというような2段階の構えで対応しております。  以上です。 20: ◯建設部長(原 文夫) これは、この主要事業ということでの資料でございますので、細かいことまではなかなか書けない部分がございますので、実際はそういう点検修理というのは行っております。ここには記載しておりませんけれども、これは主要事業という考え方での主な事業を記載しているということでご理解いただきたいと思います。 21: ◯委員(松下真一) ご存じだとは思いますけれども、マスコミ等で、遊具が内部から腐って壊れて、事故が起きたということがありますので、そういうことがあってからでは遅いから、なるべく早く専門業者の方と協議して、していただけたらと思います。  以上です。 22: ◯委員長(永野義人) 要望ですね。ほかに。 23: ◯委員(瀬戸 明) それでは、59ページですが、8款4項6目、4点について質問させていただきます。  第1点目が、大野城いこいの森管理業務3,896万円としてありますが、非常に高額なんですが、過去3年の推移はどういうふうになっているのか。  2点目が、その下にある大野城総合公園いこいの森薬剤注入439万円と、その下の大野城いこいの森キャンプ場改修業務の500万円、これは年何回、どのようなことをやってあるのか。  それから3点目が、その上にあります月の浦近隣公園法面管理用地取得費482万円、これはどの部分に当たりますか。  4点目、ページ63、8款2項1目道路維持管理費が1億8,115万円という、内訳は書いてありますが、年間計画でどのようなところをやってあるか。例えば歩道とか小さな道なんかで30年を経過したところも、そのままのところもあるし、15年のところも、やってあるところもある。このごろ大野城市内をずっと回ってみますと、ばらつきがあるように見受けられる。もう、でこぼこになっているところはそのままになっているけれども、そうでないところを舗装している。だから、どういう内容で、どういう計画でされているのか。  その4点です。 24: ◯維持課長(岸本 健) 8款2項1目の道路維持管理費について説明いたします。  そこの中の道路維持管理委託8,151万5,000円を計上しておりますけれども、この分につきましては、道路の路面清掃の業務委託、それとか草刈りの業務委託、それから駅前広場の清掃業務委託、街路樹の管理業務委託、それから植樹帯の除草、それから、年に2回実施されていますクリーンシティ大野城、そのときの対応、それぞれの区の方で、環境美化作業を計画されたときの業者の方への車等の手配とか、そういうふうな環境美化作業、それから、市民の方から苦情等の電話が入ったときに、現地の状況を見ながら、道路維持作業で対応するものです。例えば道路上にごみが散乱しているとか、そういうふうな不法投棄、そういうもの、それとか簡易な道路側溝、かすが詰まっておって、その分の苦情処理といいますか、清掃についての要望等があった場合に対応しているものでございます。  市民の方からの苦情、要望、それから、市の方で道路パトロールといいますか、その分をやっておりますけれども、その分で大体、年間600件から700件ほど、件数としては生じております。その分につきまして、委託で対応するものは委託で対応するし、補修工事として対応しなければならないものについては補修工事で対応するということで、対応しているものでございます。  道路維持補修工事につきましては、先ほど申し上げました道路パトロール、なおかつ市民の皆さんからの苦情、お知らせ、そういうのがあった場合に、現地を確認いたしまして、速やかに対応するように努めているところでございます。  この維持管理につきましては、そういうふうに緊急的な要望とか、そういうふうなところについて対応できるようにしているものでございまして、特にどこをするといいますか、あくまでも街路樹につきましては、もう決まっていますので、年に何回すると。街路樹につきましては、剪定等につきましては2回ほど、それから消毒については3、4回とか、そういうふうな状況に応じて実施しております。それから、路面清掃につきましては、市内の幹線道路といいますか、28路線を、約20キロございますが、その分を月1回、清掃を実施しています。それとか、落葉時期につきましては、その辺をもう少し回数を増やしまして、街路樹のあるところは約7キロございますけれども、その分につきましては3回程度、また、その状況を見ながら対応しているというふうな状況でございます。  以上です。 25: ◯公園街路課長二田公一朗) 公園街路の方から、3点お答えいたします。  まず、いこいの森の管理につきましてでございますが、これにつきましては、まず、いこいの森の総合管理業務委託ということで、予約とか受付けとか水質検査、そういったもの、これは2つに分けまして、キャンプ場につきましては、先ほど言いました予約、それから、井戸水を使用しております関係から、水質の検査、各施設の点検検査、それからロッジ等の清掃、それから、そのほかに、いこいの森を形成いたします公園、いろいろ名称をつけております。中央公園、水辺公園、スポーツ公園とございます。それにつきましても、園内の清掃、それから、軽微な除草を行うというような総合管理をお願いしています。そのほかに中央公園につきましては、樹木の管理、それから芝生の管理、それから警備、それから、浄化槽を持っておりますので、そういったものの維持管理、それから駐車場、中央公園につきましては駐車場を持っております。そういった駐車場のシステム保守点検等々ございます。それから、中央公園、キャンプ場につきましても、遊具施設がございます。そういったものの保守点検、そういったものを行っております。  金額的には、平成13年度に5,073万6,000円、平成14年度に4,799万8,000円、平成15年度に4,842万7,000円の業務委託料でお願いしているところでございます。  次に、薬剤散布の件でございます。  これにつきましては、総合公園、近隣公園も含めまして、松くい虫の防除ということで、幹の中に穴をあけまして、薬剤を注入するというような委託をやっております。  それから、管理用地ということで、用地の財産購入費500万円を上げております。これにつきましては、月の浦近隣公園の若草寄りというんですか、方向にいたしまして北側になるんですか、若草の上り詰めた奥の、竹があるところでございますけれども、そこの部分が急斜地になっております。そういう関係上、管理上必要だということで、用地を購入するところでございます。  それから、改修の件でございますけれども、新規事業の分でございまして、先ほどもお話ししましたように、10年の経過をいたしております。その中で、施設の老朽化も進んでまいっております。そういうことを考え、全体的にどういう形で再生していくかということで、その調査と基本的な図面というんですか、基本計画を平成16年度で立てたいということで、委託料の予算を計上させていただいております。  以上でございます。 26: ◯委員(瀬戸 明) 月の浦の近隣公園の482万4,000円の取得、おおよそわかったんですが、池からずっとまくら木の階段を上っていった突き当たりになるんでしょうか。 27: ◯公園街路課長二田公一朗) そうですね。場所的には、カモがおる水辺の公園、あれから真正面のところというふうに思ってください。 28: ◯委員(瀬戸 明) よくわかりました。いつも散歩しよります。  それはいいんですが、それでは次が、いこいの森の管理費が5,700万円、4,700万円、3,800万円と大分落ち着いてきているようですが、どうやって管理されたのかということが1点と、その次に、63ページの8款2項1目道路維持費も、ご説明でよくわかりました。よくやってあるんですけれども、市民の方から苦情とか連絡があって施工しているというふうにとられたんですが、1億8,000万円という金額ですから、計画的に市内をよく調査して、朽ちておるところからやっていくという計画図とかいうものはあるんでしょうか。  以上です。 29: ◯公園街路課長二田公一朗) 内容についてちょっと、個々にご説明させていただきます。  まず、中央公園、水辺の公園、スポーツ公園等でございますけれども、管理受付け、清掃に約3名の方を配置させていただきまして、業務内容につきましては、清掃、水質検査、湧水ポンプの点検、施設の開閉、それから園内の軽微な除草、散水といったものを行っております。  それから、キャンプ場につきましては、受付け管理2名、これは季節によって2名ないし4名まで増えるような、段階的な配置をしていただいております。それから、清掃業務につきましても最大で2名、警備、これは夜間でございます。夕方5時から翌日の8時まで、2名の方で年間を通して管理をさせていただいております。内容につきましても、いこいの森の予約受付け、利用料の徴収、それから水質検査、それからロッジ等の便所等の清掃、場内の清掃、それから警備ということで、場内の警備につきましては、19時から翌日の6時まで、休園日につきましては、朝の9時から夜の9時までという形で管理させていただいております。  それから、いこいの森の中央公園樹木管理につきましては、年3回、病虫の駆除、施肥、植木の剪定等、年2回、行っております。本数につきましては、高木を240本、低木で約5,000本ほどございますので、それの管理をお願いしているところでございます。  次に、いこいの森の芝生管理、これも先ほど申しましたように、年に3回の芝刈り、それから施肥2回。芝生面積につきましては7,351平米、法面の管理につきましては2,000平米ほどございます。これの管理をしていただいております。そのほかに、水辺の公園、それからキャンプ場についても、同じような芝刈りと施肥を行っていただいております。  それから、中央公園の警備保安業務でございますが、これについては機械による警備ということで、そういった機械の警備による業務委託として、お願いいたしております。  それから、その他施設につきましては、浄化槽の維持管理等を行っております。  そして、そういったものを行いまして、管理上については、今のところ何も問題はないと思っております。  以上でございます。 30: ◯維持課長(岸本 健) 維持管理の対応につきましては、当然、この維持管理で補修工事の対応等を行っておるわけでございますけれども、これにつきましては、市民の方等から苦情等、また危ないところの報告、連絡等がございましたら、現地を見て、緊急性の高いものから実施しております。ただ、苦情、要望の中でも、現地を見て、もう少し我慢していただかんと、我慢できるところといいますか、そういうところはまた、そういうふうな状況をご説明して、ご理解をいただくように努めております。  それからあと、年次的に計画して取り組んでいかなければならないものにつきましては、区長の方からも要望も当然上がってきますし、それにつきましては、年次的に取り組んでいかなければならないものにつきましては、8款2項2目の舗装新設改良費の中で計画を立てながら、取り組んでいきたいと。舗装新設改良費で、年次計画で取り組んでいきますけれども、これも非常に皆さんのご期待に沿うような取り組みができないのが現状でございます。予算にも限界がございますし、実際、要望があっても、3年、5年、長いところでは、もうちょっと待ってもらわんといかんところもございますけれども、そういうところにつきましては、できるだけパトロールを強化しながら、維持補修の対応で、当分の間ご辛抱いただきたいということで取り組んでおります。その辺よろしくご理解をいただきたいと思います。 31: ◯委員(瀬戸 明) まず、維持課の方からですが、今ずっとお聞きしていますと、非常によくやってはありますが、市民からの苦情とか区長からの要望とか、等々でしてあるということで、あくまでも受動的な補修の仕方のような。何か能動的に、ずっと市内のある程度をよく把握してあるでしょうから、ここはするべきである、ここはまだまだ、要望は来ておるけれども、大丈夫である。だから、私が質問したのは、今のお答えじゃなくて、受動的な立場でやるのじゃなくて、税ですから、能動的にできないものかと、そういう計画はありますかと聞いたわけです。 32: ◯維持課長(岸本 健) 今のご質問のとおり、能動的という、受けの姿勢じゃないかというふうに思われている面がございますけれども、私どもの維持課の方は、当然、毎年の苦情、要望等があったところにつきましては、また補修をした箇所につきましては、実際に年間、落としていっております。そこで、特によく起こるところ、維持補修が必要な箇所というのは大体把握しておりますけれども、その分については当然、道路パトロールの中で、その辺を十分頭に入れながらパトロールしているわけでございますけれども、325キロもございますので、なかなか目につかないといいますか、なかなか限界もございます。その辺につきましては、市の職員につきましても、通勤、また仕事で現場に出るときに、当然、そういう面に気づいたときにつきましては、維持課の方にすぐ連絡してもらうようには周知徹底を図っております。また、市民の皆様には、気づかれたときについては、速やかにご連絡していただきますように、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 33: ◯委員(瀬戸 明) 道路の件に関しましては、そのようによろしくお願いしておきます。非常に格差があるように、市内をずっと回って、私は歩いて回っておるものですから、確認をしております。  それと、8款4項6目の、さっきのいこいの森の関連ですが、約1億5,000万円程度の維持管理費がかかっているんですが、関連ですけれども、収益はどのくらい上がっていますでしょうか。 34: ◯公園街路課長二田公一朗) いこいの森の業務収益については、今、私の方ではちょっと把握いたしておりません。 35: ◯委員長(永野義人) 課長、わかりますか。回答できるんですか。どうぞ。 36: ◯公園街路課長二田公一朗) キャンプ場の施設利用料ということで、平成15年度2月までの分でございますが、それについては2,978万3,000円ということでございます。すみません、これ、今のはキャンプ場の収益だけでございまして、総収入といたしまして、3,624万5,000円ということでございます。4月から2月まででございます。 37: ◯委員(瀬戸 明) 単純に年間1億円ずつも赤字というふうに解釈していいですか。 38: ◯建設部長(原 文夫) 公園維持管理、市内の公園全体で1億4,400万円ということで、いこいの森の管理業務の委託料は3,896万円とここに書いておりますが。ですから、1億円もの赤字は出ていない。いこいの森の管理業務3,800万円と収入が3,600万円、いこいの森のキャンプ場の管理等についてはとんとんというような状況です。 39: ◯委員(瀬戸 明) ちょっと計算が違うんじゃないですか。3,890万円と、いこいの森の439万円と、いこいの森業務500万円とかいうふうになります。ここら辺は足して、計算とか何か。 40: ◯建設部長(原 文夫) 今の400万円、薬剤注入、これにつきましては、総合公園も含めてございます。それから、下のいこいの森キャンプ場の改修業務、これは平成16年度に、先ほどから説明しておりますように、改修計画をつくるために生じる予算でございます。通常の維持管理とは少し性格が違います。 41: ◯委員(瀬戸 明) わかりました。結構です。 42: ◯委員長(永野義人) ほかに。 43: ◯委員(香野信儀) これは57ページから58ページにかけまして、街路事業の関係でいろいろ例が上がっているわけですが、その中で、那珂川宇美線の関係でちょっとお尋ねいたしたいと思います。  この街路につきましては、これはもう当然、県施行ということでございますが、ここに3点ほど上がっておりますが、その点でちょっとお尋ねします。  まず1点目は、街路推進費のところで、この那珂川宇美線環境保護事業用地取得ということでございます。およそ推測はできるんでございますが、この面についての説明をちょっとお願いしたいなと、それが1点目でございます。  それから、次のページで、これは街路整備費の中で、那珂川宇美線の中工区の関係でございます。県事業用地補償契約委託事務ということで、ここに上がっておるわけでございますが、これにつきまして、平成16年度末で、これが、事務があれしますと、50%程度の進捗率になるというような説明がございましたが、この那珂川宇美線につきましては、かなり長期にわたる工事かなと思っておるわけでございますが、一応、全線の完了予定がいつごろになっておるのか、その点をちょっとお尋ねします。  それから、その下の方に、事業負担金で、同じく那珂川宇美線の山田工区でございますが、そこの件で、地元負担金ということで上がっておるわけでございますが、一応、現在のこの工区の進捗状況をちょっと、私も地元に住んでおりまして、日々見ておるんですが、大体平成15年度いっぱいで竣工予定かなと思っておるんですが、この工区の一部開通が予定どおり年度内に終わって、4月ないし5月からかどうかわかりませんが、いつごろに開通見込みなのか、その点をお尋ねいたします。  以上でございます。 44: ◯公園街路課長二田公一朗) じゃ、3点についてお答えいたします。  まず、那珂川宇美線の緩衝帯の取得ということでございますけれども、それにつきましては、2つの立体交差の、橋梁がございます。それの分に伴います地区の風量というんですか、風向、そういった関係と、それから、当然、橋ができますので、日照の問題、それから騒音の問題、そういうことで、那珂川宇美線に係る用地の残地というですか、それの購入を行いまして、その事業に充てるということでございます。  それから、2つ目の分でございますが、中工区の県事業用地補償契約委託業務でございますが、これについては、今50%の用地の確保ができております。全体的に工事については、県の方からまだ聞いておりません。  それから、もう1点が、那珂川宇美線山田工区でございますけれども、ご承知と思いますが、1件、来週ぐらいからもう取り壊しが行われる予定でございます。その前の一部が歩道の整備、これが残っております。それが終わりましたら、県の方ですぐ事業に進むということで、来春過ぎにはというふうに思っております。  以上でございます。 45: ◯建設部長(原 文夫) 今のちょっと補足でございますが、那珂川宇美線でございます。これは中工区ということで、宇美まであるわけですけれども、区分けをして、県の方で進めてあります。中工区につきましては、山田から、山の部分ですけれども、現人橋乙金線と当たる区間、これが中工区で、これが今の県の予定としましては、一応、平成19年度までに工事を終わるような予定となっておりますけれども、少し遅れるかもわからない情勢でございます。そして、これが平成19年までは、最初は2車線で、県は工事をやるということになっております。  それから、現人橋乙金線から宇美までの間、これが平成20年から平成29年の予定になっております。これもまた、区分けがあっておりまして、2期工区区間、3期工区区間となっております。それで、現人橋乙金線から宇美まで、最終的に2車線開通する予定は、平成29年に2車線で開通すると。4車線の供用開始というのは、今のところ、平成32年という県の予定ということになります。 46: ◯委員長(永野義人) ようございますか。  ほかにございませんか。 47: ◯副委員長(木村文夫) 63ページの8款2項2目の繰越明許費の中の、南ケ丘3802号線というのはどの位置ですか。 48: ◯維持課長(岸本 健) 南ケ丘1区の公民館の北側の部分、平田川から途中まで工事が終わっていますね。あれから上です。 49: ◯副委員長(木村文夫) そうですか。それと、平野川などの維持補修の件なんですが、平野川は非常に、去年の水害で土砂が流れ込んで埋まった状態だったので、これのしゅんせつ工事をするとお伺いしておりましたけれども、いつごろからかかられるんでしょうか。 50: ◯維持課長(岸本 健) 井堰の堰上げの時期等もございますので、基本的には井堰の堰上げ前にやりたいんですけれども、期間的なものが難しい場合は、特に早くしなければならないところからやっていきたいと思っております。その分につきましては、地元の方の水利組合及び区の方と十分協議しながら、なるべく早く発注したいと考えております。 51: ◯副委員長(木村文夫) この工事の方法なんですが、重機を入れてされるのか、それとも、ポンプを使って吸い上げ方式もあると思うんですが。吸い上げ方式の方が川を傷めない方法じゃないかなと思いますけれども、どういう方法で行われるのでしょうか。 52: ◯維持課長(岸本 健) 現況を見てみますと、非常に葦といいますか、草がいっぱい生えて、今は枯れたような状況になっておりますけれども、あの根が物すごく入っていると思うんですよね。平野川につきましては、両方とも石積みの護岸がございまして、根入れ等も十分注意しながらしゅんせつしないと、余り深く掘りますと、逆に石積みに影響を及ぼすというようなところもございますので、基本的には川の中、道路が横にある場合につきましては、道路からとれる範囲は、重機で堤防の上からとる。ただ、どうしても中に入らなければとれないところ、道路が横にないとか、そういうところにつきましては、中に小型機械を入れて、横にかき分けて、道路のところから届く範囲まで、中で一回作業をするとか、その辺のところを十分、護岸を傷めないような形で、また、近くにおうち等もあるところがございますので、その辺を十分配慮しながら、工法等は、また業者と十分協議しながらやっていきたい。ただ、基本的には吸い出すといいますか、それの対応は考えておりません。あくまでも機械で除去するというふうに考えています。 53: ◯副委員長(木村文夫)それと、この川砂はものすごく高価なものだろうと思うんですけれども、この砂については、契約時に砂の価値というのを計算に入れて、工事を発注するのかどうか。 54: ◯維持課長(岸本 健) 現況を見たところ、非常に葦とか雑草が生えておる根がかなりございます。今、おっしゃっている砂の、商品化できるような砂というとの除去は、基本的にはほとんどないと思います。あくまでも今の雑草、腐葉土、そういう部分の除去が主な作業になります。  以上でございます。 55: ◯副委員長(木村文夫) 今度の予算には上がっていないんですが、南ケ丘のアシュランから神社の方へ向かって、牛頸川までの道路整備については、今後いかがお考えか。あそこは、歩道あたりが人の歩けるような状況の歩道じゃないんですよね。今ちょっと県道が新しくなって、忘れられた存在になっておりますので、その点の改修時期と申しますか、わかりましたらお願いします。 56: ◯公園街路課長二田公一朗) アシュランから牛頸川というですか、あそこまでの区間、平野南ケ丘線でございますけれども、これにつきましては、平成18年度から計画いたしまして、今の予定につきましては、平成25年ぐらいまでには計画を終わっていきたいなという形にしております。  最初の年に中心線測量等、用地測量を行いまして、3年度以降から用地取得を始めていきたいということで、今、計画いたしております。  以上です。 57: ◯副委員長(木村文夫) 南ケ丘2区のメイン通りの件ですが、今、大野南小学校まで大体、南側の溝が完了した状態になっていますが、あれから平野中学の下までの間はいつごろ工事を。 58: ◯維持課長(岸本 健) 年次的に継続して取り組んでいく計画でございます。 59: ◯副委員長(木村文夫) 2年ほど前にお伺いしたとき、平成16年度で完成するように言っておられたので、来年度、あの線は終わるのかなというふうに思っていますが。 60: ◯維持課長(岸本 健) あと、今、ご質問があっている平野中学校までは、かなりの延長がまだございます。あれを1カ年で完成までは至らないと思います。やはり2年もしくは3年、延長的に見ますと、かかるんじゃないかなというふうに予定しています。できるだけ短期間で早く終わらせることができるようには計画はしたいと思いますけれども。  以上でございます。
    61: ◯副委員長(木村文夫) ありがとうございます。  それから、大野南小学校の横断歩道の付け替えは、課長に見てもらってからちょうど3年で、今年の春、きれいに終わりまして、子どもたちの安全地帯が十分できまして、どうもありがとうございます。 62: ◯委員長(永野義人) ようございますか。 63: ◯委員(鵤 卓徳) 下大利の区画整理のことなんですが、新川の水路築造、これは予算と関係ないかもしれませんけれども、今回も陳情が出ておりますけれども、どうしても団地の方との感情の食い違いがあるようでございまして、話を聞いてみると、説明した、説明を聞いていないというところなんですが、そういうことがちょっと多々あるようなんです。多々というか、時々あるようなんですが、下大利だけじゃなくて、その辺の説明会は今後どういうふうに考えてありますか。 64: ◯区画整理課長(池末武幸) これも一般的な工事のお話で申し上げますと、まず工事を発注する際には、そこの行政区の区長にご相談、協議をさせていただいて、必要に応じて、例えばPRチラシの配布とか、場合によっては関係者の説明会、そういうものを行っておるのが現状です。そういうことを踏まえまして、当新川の改修工事につきましても、やはり年度の当初、あるいは事業の着手前に、同じように区長さんにご相談申し上げ、場合によっては関係者の説明会、そういうものをやってまいることで臨んでおりますけれども、最終的に、今言われますように、結局、関係者の説明会が開かれない状態で着工したという部分は確かにございます。  これは当然、先ほど申しますように、平成17年度の完成を目指してやっていくわけでございますので、当然、平成16年度の工事部分についても、まず、区長あるいは区の役員にご相談を申し上げる。それから、関係者の方に、区長さんとの協議によりますPRあるいはチラシ、そういうものをやりながら、やってまいりたいというふうに思っております。  それで、当然ここの団地の場合は、平成15年度の整備につきましては、特にその団地の区長さん以外に、実は団地にお住まいになっている方々の駐車場がございました。駐車場の関係者の方には、一時的に、これは2年から3年になろうと思いますけれども、仮駐車場に移っていただく必要がございました。それで、この方々には、これはたしか日曜日だったと思いますけれども、説明会をやらせていただきまして、当然、ご協力をいただきながら、2回に分けて、今、仮駐車場の方に移動をしていただいております。この方々も当然、団地にお住みになっておる皆様方です。  そういうことをできるだけ続けながら、この新川の改修はやってまいりたいというふうに思っておりますし、特に今度の平成16年度については、この新川の工事そのものではなくて、この下大利駅東の区画整理事業の新年度の事業箇所、そういうものの説明を、事前に区長を通じてやらせていただきたいというふうに、私どもは考えております。ただ、受け入れていただくかどうかというのは、これはまだ未定でございますけれども、そういうことで取り組んでまいりたいというふうに思っているわけです。 65: ◯建設部長(原 文夫) 下大利駅東線のことだろうと思います。それで、下大利駅東線の件につきましては、今まで市長も地域住民の方と3回か4回、話し合いを持っております。我々も何回となく話し合いを持ちました。また、文書での要望書あたりも十数回出されております。内容的に全く同じ内容でございまして、説明会というお話がありましたけれども、この件について、市の方から再度、下大利駅東線の法線のことについて説明会を行うという考えは、今のところ持っておりません。  それであと、じゃ、どうするかということですが、今、下大利駅東の区画整理事業も進めております。そういう進捗状況を見ながら、タイミングをはかっていきたいと。これは、工事にかかる際には、議会の一般質問の中でも答弁しておりますように、関係者の少なくとも半分以上の同意がないと、この事業はいたしませんということもはっきり申し上げておりますので、これからそういう周辺の基盤整備の状況、それから公団の状況、そういう状況を見ながら、タイミングをはかっていきたいということでございます。 66: ◯委員(鵤 卓徳) あくまでも通すというふうに思ってあるわけですか。下とか上とかを通すとかいうことは考えていないんですか。 67: ◯建設部長(原 文夫) アンダーにするのか、上にするのかということですけれども、アンダーというのは、ご存じのように、すぐ横に河川がありますし、非常に難しいんじゃないかと。オーバーという手もありますが、果たしてオーバーをすることが、地域にとっていいのか、また、事業費的な判断もしなくちゃいけません。そういうものについて、ある程度の検討は行っておりますけれども、一番ベターなやつは、今の計画が一番じゃないかと。それを基本に、今後そういう説明をするタイミングあたりが出てきたときは、その事業内容によって、説明をしていきたいというふうに思います。 68: ◯委員(鵤 卓徳) どちらにしろ、十数回の要望書とかも出ているようなので、感情のもつれがあると思いますので、何とかその辺は、腹を割ってといいますか、穏便にいっていただければなというふうに思っておりますので。そのほかの道路のことでも、よく聞いていないという話が出るようですから、今後、余りそういうことがないようにお願いしたいなというふうに思います。  それと、あと2点だけ、すみません。  8款4項6目の公園費の職員給与費、人数は同じで400万円上がっている理由をお願いします。  それから、先ほど瀬戸委員からもありましたけれども、大野城いこいの森管理業務が1,000万円安くなっているのはどういう理由なのか。 69: ◯委員長(永野義人) 少し休憩をとります。     (休憩 午後3時30分)     (再開 午後3時33分) 70: ◯委員長(永野義人) 再会いたします。 71: ◯財政課係長(見城俊昭) それでは、財政課の方から説明をさせていただきますが、先ほど瀬戸委員の質問のときの分もあわせて、訂正しながら、説明させていただきたいと思います。  いこいの森キャンプ場と公園につきましては、従前、平成15年度までは利用料金制度でもって都市施設管理公社の方に委託をしておった分でございます。ですから、キャンプ場と公園の管理費というのは、都市施設管理公社が利用料金として収入を得た部分の、管理費に不足する分を、市から委託料で出すと、そういう関係になっています。最終的に精算をしまして、余ったら、利用料金がそれ以上上がったら、利用料金制度ですから、都市施設管理公社が公園目的の事業費に使います。それでも余ったら、基本的には精算をするということになっておるわけですけれども、利用料金制度が、少し利用率が下がっていますけれども、大体安定してきております。その中で平成14年度決算、平成15年度決算を見ますと、1,300万円ほど利用料金の方が多いということから、委託料を当初予算に前年度並みに計上するのではなくて、もう明らかに決算で1,300万円ほど余るということから、その分、平成16年度予算は削ったということでございます。  コストの関係でございますけれども、そういうことから、約4,000万円弱の利用料金に対して3,800万円ぐらいですから、8,000万円ぐらいの管理コストに対して4,000万円弱の利用料金が上がっておる、そういう関係でございます。  以上です。 72: ◯公園街路課長二田公一朗) 職員給与でございますけれども、これにつきましては、人事異動による増額でございます。これにつきましては、給与、手当、共済費が入っております。  以上です。 73: ◯委員長(永野義人) ほかにございませんか。 74: ◯副委員長(木村文夫) JRの大野城に入っていくバスの件でちょっとお伺いしますが、平成16年度中にJR駅に西鉄バスが入るということをお伺いしておりますが、現在の旧道ですね、今の段階なら旧道を通らないかんのですが、私は、あの旧道を通るために、西鉄バスの大型はちょっと通りにくいかな、小さなマイクロバスにすれば通るんじゃないかなという考えですが、西鉄の方のお話を聞きますと、何か大型を通さんと採算が合わんというようなお話もあるみたいですし、そうなってくると、今の旧道をある程度扱わないかんような状況になるのかな。しかし、もう既に区画整理の大きな道路が、骨格が見えてきましたし、半年なり1年待って、区画整理の道路ができるなら、平成16年に通そうとすることを遅らせてでも、やはり旧道にお金をかけない方法をとるのが当たり前じゃないかなというふうに考えておりますが、行政の方はどんなふうにお考えか、お伺いしたい。 75: ◯都市計画課長(鳥居正敏) 平成16年度中に、南の方から、月の浦の方からJR大野城駅の西口に西鉄路線バスを通そうということで、そんなふうに西鉄の方から返事が帰ってきております。それで、平成16年度中がいつかはわからないんですけれども、私ども、なるべく早く、1カ月でも早くバスを通したいなというふうに思っています。まだいつかはわからないんですけれども、なるべく早くというのが1点です。  それと、もう一つが、今、旧道というんでしょうか、暫定で上大利から大野城駅に行く道がありますけれども、幅が6.5メートルぐらいしか多分ないと思います。それで、バスが今年、平成16年度中の早い時期に行けばいいとは思っているんですけれども、それともう一つは、その道路にお金をかけるつもりはありません。バスを走らせるために何千万円とか、そういうオーダーでかけるつもりはございません。今、西鉄が考えよるのは、長さが9メートルの中型のバスを考えられておられるようです。だから、今の道路でも何とか行くということで、時期を早めたいというのが自分たちの考えでございます。  以上です。 76: ◯区画整理課長(池末武幸) 関連してご説明申し上げますと、今おっしゃられました新しい道路、これは通常、春日原上大利線という道路でございますけれども、これの整備につきましては、現在、上大利の北の区画整理事業で整備を進めております。それで、これの整備の完成目標としましては、でき得る限り平成16年度の事業で完成させようということで取り組んでおりますけれども、信号機の移設等々の関係がございまして、若干、平成16年度が17年度に少しずれ込むかなというふうな、今、想定をいたしております。今おっしゃられますように、でき得る限り、これは都市計画の方とも密接な連絡をとりまして、おっしゃられるように、新しい道路の運行、そういうものも十分踏まえた中で、検討をさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 77: ◯副委員長(木村文夫) 南ケ丘、下大利へ行くあの線は非常に、特に県道の下に信号がついて、上大利の信号にかかることで、今現在、ものすごく混雑します。それに、西鉄の路線バスがあそこを入ったり出たりすることによって、また混雑が激しくなるということも考慮してですね。なるだけ早く走らせたいという気持ちはわかります。しかし、もう十数年、南ケ丘の人はあそこを通りたいといいながら通っていないんです。1年、2年待たすのは、私は、やっぱり行政が説得する必要はあるところなので、私は今まで、皆さんの前で必ず、区画整理ができんとバスは走らせんよと言ってきました。それは反発もありましたけれども、やはりそれが本筋やろうと私は思っております。少しでも費用を投下せないかんような状況では走らすべきではないと思っておりますので、バスの出入りで混雑することも考えたり、いろいろの状況を踏まえて、事業を進めていただきたいと思います。どうぞよろしく、これは要望です。 78: ◯委員長(永野義人) 先ほどの関係で、乙金の区画整理事業が、中西委員から質問もありまして、B調査といいますか、3,300万円がここに計上されまして、私も本当にこれを早く進めていただきたい、明るくなってきたなというふうに思っております。この関連で、現人橋乙金線が現在、井の口工区で止まっております。それから、当然、そちらの方に入っていくわけですね。今、井の口の2丁目のところに取り付け道路が1基あるんですけれども、あちらの方では孤立した地域と言ってあるんですけれども、その先の奥の方に、取り付け道路の声がたくさん出ております。それは、道路との高さとの関係も私は心配しておるんですけれども、今言いましたように、B調査が進むということになれば、先ほど言いましたように、明るくなってきますので、そこいらも早く要望が出るんじゃないかということで、ちょっとお尋ねしております。  今、止まっておるところの左側が乙金地区になりますよね。それの一番上、大城の2丁目の一番団地の高いところです。あそこが一番高くなってきておりますので、その手前のあそこ、環境開発の土地か、どこかあの辺で。 79: ◯区画整理課長(池末武幸) これも、街路事業の方とも関連するんでございますけれども、今おっしゃられている区間につきましては、この街路の整備においては直接買収方式、街路事業で取り組む計画にいたしております。  それから、それを過ぎましてすぐ、今度は調整区域の部分に入っていくわけでございますけれども、福岡市の浄水場があるところから調整区域です。あれから、ずっと調整区域の部分の延長、約1,300メートル、これにつきましては、区画整理事業により整備を行おうということで、先ほど申しました、これの実現化へ向けてのB調査に取り組む予定にいたしております。それで、その中で、この面整備の区画整理事業の事業化、そういうものと、これは非常に密接な関連がございますので、当然、その組合の設立、事業の設立に合わせて、この直買部分の整備年度、そういうものを、これは実施していかなければならないというふうに考えています。  特に、今おっしゃられますように、非常に高いところあり、低いところありでございますので、仮にこの現人橋乙金線の未整備の部分を区画整理事業じゃなくて、直買方式でいこうとしたときには、高さをそれなりに、また再度検討しなければなりません。それで、街路の方としましては、区画整理事業の実現化の可能性、これを十分見きわめながら、事業の実施年度、それを取り決める必要があるだろうというふうに思っております。  いずれにしましても、それの目途としましては、先ほど言いますように、平成17年が市街化線引き見直しの時期でございますので、その時点において、区画整理事業の区域と街路事業による整備の区域と、そして、これの年度というものを最終的に詰めてまいりたいというふうに思っております。 80: ◯委員長(永野義人) 私がお尋ねしておったのは、ちょっとあれなんですけれども、2丁目の上の方の取り付け道路、まず、その街路とのですね、そこいらが、救急車が入らないとか、緊急自動車が入らないとか、そういった声も出ておりますので、その高低差は私、一番心配しております。 81: ◯区画整理課長(池末武幸) 今ちょうど街路ができているところのすぐ横の、道路が出てきておるところでしょう。 82: ◯委員長(永野義人)いや、まだ上です。上に公園があります。 83: ◯建設部長(原 文夫) この団地を現乙線につなげるかどうか、これは今の感覚では、高さの関係で非常に難しいかなというような気がいたしておりますけれども、そういった地域の方の声があれば、できるかできないかということについては、この場ではちょっと答えは難しいです。 84: ◯委員長(永野義人) 一応そういう、私の方から要望があったということだけあれしておってください。  いいですか。ありがとうございました。 85: ◯委員長(永野義人) ほかにありませんか。 86: ◯委員(香野信儀) 56ページの都市計画推進費の中でコミュニティバスの件で、ちょっと一、二点お尋ねしたいと思います。  この運行につきましては、先ほども説明がありましたように、平成15年の3月から運行開始されたわけでございますが、その後の状況につきましては、議会等でもいろいろ質問等でお尋ねし、回答をいただいておるところでございます。これにつきまして協議会等も開かれまして、その後の状況等の分析等も含めながら、今後のこのバスの運行についてのいろいろ検討がなされておるという状況下にあろうかと思います。  そこで、一般質問の答えの中で、この3ルートの中で、乙金と、それから大城ルートについては、利用者も予想よりもちょっと上回っているし、それ相応に収入等も上がっているわけでございますが、どうしても遅れておるといいますか、利用者が少ないのは仲畑ルートでございます。もともと仲畑ルートは、ルートそのものについては、やっぱり住宅の張りつきとか、あるいは企業等が所在しておって、そういう方たちの利用をもくろんでの運行ということは、我々もわかるんでございますが、今のルートのままであれば、これから先もそれなりで、担当課なりはいろいろ考えてあると思いますけれども、一つは、何か打開策といいますか、利用者増の検討なり、担当自体での何かお考えがあるのか。  それともう一つは、当然、協議会の中でいろいろ意見等を踏まえながら、この利用者の利便性を図りながら、利用増に結びつけるような方策が当然、今後も検討されていくと思いますが、この仲畑地区の中で、上筒井、下筒井、それから……、上筒井は入っとらんやったですかね、下筒井、それから山田、雑餉、栄町、この4つの区長の連名で、ルートを見直してほしいというような要望もあっておったと思います。そういうことで、今後の課題として、一般質問の答えの中にも言ってありましたが、やはり見直すことによって、いわゆる地域の利便性なりを図り、このバスの利用効率を高めるということも、ぜひ配慮してほしいなという考えでございますが、その辺のお考えにつきまして、簡単にいいですから、ちょっと述べていただきたいと思います。 87: ◯都市計画課長(鳥居正敏) 簡単にはなかなかいかないんですが。その実態をお話ししておかないと、話が食い違うだろうと思いますので。  去年の7月9日に、私たち、全便乗りまして、カウント調査をしています。平日なんですけれども、仲畑ルートはその日、199人です。乙金ルートが576人、それから大城ルートは497人です。それは、たった1日しかできなかったんですけれども、それで、去年の夏、7月9日なんですけれども、そうだったんです。走らせる前には、こちら側がどういう予測をしたかなんですよね。それは平日、仲畑ルートは256人、それから乙金ルートは445人、大城ルートは412人という予想をしたんですよ。それはどういうふうに予想したかというと、300メートルぐらいの人口をずっと拾いまして、人口だと、それぐらい乗るんじゃないかなという予想をしたんですけれども、乙金ルートは人口よりも余計乗っていただいた、仲畑ルートはその人口よりも少なくしか乗らなかったという結果が出ています。結果がそのときに出たということなんですけれども、それはなぜかなというのをまず考えなきゃいかんと思っています。そして、次の対応をやっていかなければと思っていますので、今、利用者増をどんなふうにしたらなるのかというのは、少し、私では答えられません。今から検討していく中でなるんじゃないかなと思っています。  ただ、ルート変更が、そんなふうに簡単には、増加には結びつかないだろうと思っています。いろんな原因でそんなふうになっているんだろうと思いますので、そこら辺は自分たちの調査をしながら、多くの人に乗ってほしいですので、私も山田ですので、人には乗ってくださいと言ってますけれども、私たちの掴んでいる現状というのは、そんなところです。  以上です。 88: ◯委員(香野信儀) これは要望ということでとらえていただきたいと。  以上です。 89: ◯委員長(永野義人) ほかにないですね。  それでは、これをもちまして建設部所管の質疑を終わります。  以上で、本日の委員会日程はすべて終了いたしました。本日はこれをもちまして散会いたします。執行部の皆さん、本当にお疲れさまでございました。     (執行部退席)     (散会 午後3時52分)...